暇な管理者の言いたい放題

「魔法の糸に懸ける」と題して東レの極細繊維の話しをやってました。
その極細繊維で出来た生地は，スエードのような仕上がりで，
肌触りはシルクのようで，鹿皮のような光沢のすばらしい人工皮革だって。

へーほーそうなんだ，すげーっていつものとおり見てましたが
最後の方になって，服飾だけじゃなくて，いろいろなものに使われるようになったってとこで
車の内装って話しが出た時に・・・ピンときました。

あ～これって，「アルカンターラ」のことだ。

そうそう，よく聞く「アルカンターラ」です。
最近なら，レガシィのアルカンターラセレクションやトヨタ系でもよく聞きます。
私のGDB-Eもフロントシートのメイン部分はアルカンターラだし♪

と，日頃なら気にも留めないところから
車に関わるものが出てきたりするのね～
って，ちょっと感心した１日でした。










■補足トリビアのようなもの（笑）■

※「アルカンターラ」とは，東レの人工皮革ブランド「エクセーヌ」の中の自動車内装用途に関するブランド名を「アルカンターラ」として統一したもの。

※元々は，東レの極細繊維をアジア・オセアニアで東レから「エクセーヌ」，アメリカでスプリングス社から「ウルトラスエード」，ヨーロッパでアルカンターラ社から「アルカンターラ」として販売していたものをスプリング社及びアルカンターラ社を買収し，東レにおける世界共通ブランド名として統一したもの。

※ヨーロッパでは，「アルカンターラ」という名称は自動車内装・家具用表皮材の高級ブランドとして広く浸透しているため世界共通ブランド名として使用しているらしい。。

※この統一が2003年5月に行われたので，「アルカンターラ」と言う名称が最近よく聞かれるようになった。（東レの登録商標とも記載されている）素材自体の自動車内装としての使用は，1988年頃から行われているらしい。（アルシオーネにも使われていたようだし）